銀行借り入れのメリット・デメリット

銀行というと、給料が振り込まれたり、将来の資金を貯めたり、といった用途をイメージする方がほとんどでしょう。そのため印象が薄くなりがちですが、銀行でお金の貸付も行っています。代表的なのは住宅ローンやマイカーローンなど、目的別に銀行が設定しているローンプラン。こちらは借入金の用途が住宅や自動車の購入とハッキリしているため、審査に通れば消費者金融よりも低金利で借り入れできます。しかし、意外と知られていないのが借入金の用途を問わないフリーローンなどのローンプラン。実はどの銀行でも提供されています。

銀行での借り入れの場合、メインバンクであれば返済が楽に行なえるなど、気軽に利用できるメリットがあります。それに加え、消費者金融やカードローン、クレジットカードのキャッシング枠などと比べると利率が非常に低く設定されています。フリーローンは住宅ローンやマイカーローンなどと比べると年率が高く設定されていますが、それでも消費者金融の利率より格段に低くかなりお得です。

しかし、そんな銀行のフリーローンにもデメリットはあります。まず借りるために年収の壁をクリアしなくてはいけません。前年度の年収の50%を超える借入れは出来なくなっています。そして消費者金融などと比べると審査が厳しいのもデメリットです。銀行ローンの審査は専門の保証機関によって行われます。保証機関ではその人のローン実績を蓄積しており、返済に遅延があったり、現時点で他の金融機関に借入れがあったりする場合は借りることができなくなってしまいます。目的に合わせて利用しましょう。

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