ローンの際に使われる「与信枠」とは?

ローンの与信枠とは、限度額とか、利用可能枠などと言われているものです。キャッシングでよく使われている言葉ですその名の通り、信用を与えるという意味で、いくらまでなら融資をしますよという限度額のことです。例えば、枠が50万円なら、50万円までならいつでも融資をしますよという契約となっています。もちろん、信用が下がればこの枠は減少しますし、逆に信用が上がれば枠が増加することもあります。

限度額で重要なのが、実際に借りている金額がいくらであっても、限度額の契約をしていると枠いっぱいまで借りているものとみなされてしまうことです。例えば、枠が100万円のカードを5枚持っていれば、500万円まで借りているものとみなされてしまいます。銀行から住宅購入などのために融資を受けるときに、他に思い当たることがないのに審査に落ちてしまったという場合は、この限度額が影響している可能性があります。付き合いでカードを何枚も作ってしまって、合計するとかなりの枠を持ってしまっていたということがあります。

クレジットカードのキャッシング枠についても、意外と知られていませんが、借入件数が1件あるとみなされて、枠いっぱいまで借りているものとみなされます。カードの持ちすぎには注意をしておきましょう。